ママ活アプリではなく、X(Twitter)でやってみたいけど安全性が気になる…という方も多いですよね。
ママ活はXを利用すれば手軽に始められますが、詐欺や美人局、投資詐欺などの危険も潜んでいます。
実際に、怪しい詐欺アカウントや外部サイトに誘導する業者も多いため、慎重に見極めることが大切です。
この記事では、Xでのママ活の実態や安全にやり取りする方法、危険な相手の見分け方について詳しく解説します。
トラブルを避けリスクを最小限に抑えながらママ活をしたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。

このページの筆者:下村太陽
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X(Twitter)でのママ活の実態
最近では、ママ活の出会いの場としてX(Twitter)などのSNSがよく利用されていますが、手軽に始められる一方で、気になるのは安全性ですよね。
そこでまずは、Xでのママ活の実態について詳しく解説していきます。
X(Twitter)でのママ活は本当に可能なのか?
結論からお伝えすると、Xでママ活は可能です。
ただし、安全面を考えると不安な要素が大きいことも事実。
Xではママ活に限らず、詐欺やトラブルのリスクが高いため、相手を探しているうちに詐欺被害に遭うケースも報告されています。
ママ活詐欺グループに狙われてしまうと、なかなか抜け出せなくなり多額の損失を被る可能性もあります。
Xは、趣味が合う人との出会いを生むツールではありますが、安全にママ活相手を探すにはリスクが高いと言えるでしょう。
X(Twitter)のママやママ活紹介はほとんどが詐欺
Xで「#ママ活」のハッシュタグを検索すると、多くのママ活アカウントが表示されますが、そのほとんどが詐欺アカウントです。
特に「#せふれ募集」「#秘密の関係募集」「#裏アカ女子」などのタグを使って積極的に宣伝しているアカウントには注意が必要です。
詐欺アカウントの多くは、他人の写真を無断使用したりフリー素材を利用して、まるで本物のママのように偽装しています。
また、「ママ活相手を紹介します」とDMを送ってくるママ活紹介アカウントも危険です。
紹介アカウントの目的は、大半が有料の出会い系サイトへ誘導すること。
一見親切そうに見えても実際には詐欺のターゲットを探している可能性が高いため、関わらないようにしてくださいね。
X(Twitter)がママ活に使われる理由
X(旧Twitter)がママ活に利用されやすいのは、匿名性が高く、周囲に知られずに始めやすいからです。
また、DMでやり取りすれば他の人に見られることなく交渉できるため、自分のペースで話を進められるのも魅力です。
しかし、その一方で簡単に身元を偽れることから、詐欺が横行しやすいという不安材料もあります。
Xでは誰でも簡単に「ママ」や「ママを紹介する担当者」を装うことができ、悪意のある人が利用しやすい環境なのです。
ママ活スパムDMは特に危険
X(Twitter)では数年前からママ活のスパムDMが急増しており、詐欺被害に遭う人が続出しています。
スパムDMからの「ママ活詐欺」は下記のような流れです。
- XのDMやプロフィール欄のリンクを通じて、外部のサイトやアプリへ誘導
- 実際に会うために必要と言われ、複数の有料サイト・アプリに登録させられる
- 登録の際にはクレジットカードやキャリア決済の設定が必須
- ママに会うことはできず、サイト・アプリの利用料だけが発生し続ける
- サイト・アプリを退会したくてもできにくい仕組み
こうしたママ活詐欺では、複数のサイト登録をしても納得してくれず、次々と登録を求められてしまいます。
そんな中でこちらが不信感を抱くと、担当者やママが突然怒って豹変し、最終的に連絡が取れなくなることがほとんどです。
結果的に被害者は多額のサイト利用料を支払うことになり、ママと会えることはありません。
スパムDMからの勧誘には特に気を付けるようにしてください。
X(Twitter)でママ活をするメリット
Xでのママ活にはリスクがあることを解説しましたが、一方でXならではのメリットもあります。
ここからは、Xでママ活をするメリットについて紹介していきます。
年齢制限なしで利用できる
出会い系サイトやママ活アプリは、18歳未満の利用が禁止されています。
「年齢なんてごまかせる」と思う人もいるかもしれませんが、出会い系サイト規制法により、利用前の年齢確認は必須です。
一方、Xには年齢確認の仕組みがなく、13歳以上であれば誰でも利用可能。
さらにXなら複数のアカウントを作成できるため、ママ活専用のアカウントを簡単に作ることができます。
無料で出会いを探せる
X(Twitter)はアカウント登録、コメントや画像・動画の投稿、DMのやり取りまで全て無料で利用できます。
有料版もありますが、個人が趣味の範囲で使うなら無料で十分です。
出会い系アプリだと、登録しているだけで毎月の利用料金が発生したり、DMなどで課金があることがほとんど。
ママ活で余分なお金を使いたくないという人にとって、専用のアプリよりもXの方がメリットが大きいと言えるでしょう。
匿名性があって心理的ハードルが低い
出会い系アプリやママ活専用アプリは、年齢確認のために身分証の提出をしたり、登録時には個人情報の入力も必要です。
しかしXは本名や個人情報を登録しなくてもアカウントを作成できるため、実名を知られる心配がなく、匿名性が保たれます。
ママ活を他人に知られたくない人でも、自分から個人情報を書き込まない限りXでは身バレのリスクがないという安心感があります。
X(Twitter)でママ活をするデメリット
Xでのママ活にはメリットがある一方で、リスクやデメリットも無視できません。
ここからは、注意すべきデメリットについて詳しく解説します。
詐欺や美人局のリスクが高い
Xでママ活をする際の最も大きなデメリットは、詐欺や美人局に遭遇する可能性が高いことです。
ママ活詐欺とは、ママ活相手を装い、以下のような手口で金銭や個人情報を騙し取る行為です。
- 有料アプリやサイト登録に誘導する
- ネットビジネスに勧誘する
- 実際にデートしても報酬を支払わない
- 難癖をつけて金銭を要求する
最初は親切で好意があるように振る舞いますが、やり取りを重ねるうちに徐々に態度が変わり、不審な要求をしてくるのが特徴です。
さらに、美人局のリスクもあります。
デートの最中に突然別の男性が現れて「俺の女に手を出したな」と脅して金銭を要求するのが典型的なパターンです。
こうした被害は、単にお金を失うだけでなく身の危険につながることも。
好印象のママだとしてもすぐには信用せず、慎重に行動することが大切です。
規約違反の可能性がある
Xでママ活をすると複数の規約違反に該当する可能性が高く、第三者からの通報や運営の監視によってアカウントが停止・凍結されることがあります。
Xは表現の自由には比較的寛容ですが、ポリシー違反に対しては厳しく対応しています。
そのため、利用中のアカウントが突然凍結され、使えなくなる可能性も考慮しておく必要があります。
良ママ(信頼できる相手)を見つけにくい
Xをママ活のメインとして利用しても、良ママに出会える可能性は低いと考えられます。
前述のように、詐欺アカウントが多く存在しているため、安全にやり取りをするのが難しいことも理由の1つです。
また、ママ活希望の女性が出会いのためにXのアカウントを利用するケースが少ないという理由もあります。
そのためXで信頼できるママを見つけるのは、現実的にはかなり難しいのが現状です。
トラブルに遭っても運営は助けてくれない
Xで出会った相手とトラブルが発生しても、運営側が対応してくれることはありません。
たとえば、詐欺被害に遭い金銭を騙し取られたとしても、すべて自己責任となります。
Xに投稿された内容に問題があればアカウント凍結などの対応がありますが、個人間のやり取りで問題が起きてもX側のサポートは一切受けられません。
Xでは、トラブルに巻き込まれないように自分自身で注意する必要があります。
X(Twitter)でのママ活のやり方
ここまで、Xを使ったママ活のメリット・デメリットを解説しましたので、次は詳しいやり方をお伝えしていきます。
ママ活用の裏アカウントを作成する
ママ活を始める場合は、プライベート用とは別に専用の裏アカウントを作成するのが基本です。
プライベート用のアカウントと分けずにママ活をすると、過去の投稿やフォロー・フォロワーの関係から身元がバレたり、友人にママ活が知られてしまう可能性もあります。
トラブルが発生した際に本名や顔写真が晒される危険性もあるため、必ず専用の裏アカウントを作成することをおすすめします。
プロフィールの作り方
プロフィールは、簡潔で信頼できる情報を記載しましょう。
アイコンはおしゃれで清潔感のある写真がおすすめです。
身バレ防止のために顔出しはせず、落ち着いた雰囲気の風景や小物の写真を選ぶと好感を持たれやすくなりますよ。
アニメのアイコンは幼い印象を与えるため、ママ活アカウントでは避けたほうが無難です。
また、好印象を与えようとするあまりプロフィールに嘘を盛り込んでしまうと、バレた時に信頼を失うだけでなく、関係が長続きしなくなる可能性もあります。
ママ活で大切なのは、女性からの信頼を得ることです。
プロフィールの内容や雰囲気を工夫して、安心感を持ってもらえるようにしましょう。
ママ活に興味がある人を探す
プロフィールが完成したら、実際にママ活に興味のある人を探します。
まずは、ママ活に関連するハッシュタグを活用したり、すでにママ活をしている人の投稿を参考にすると良いですね。
どのような内容の投稿が多いのか、どのように交流しているのかをチェックしてみましょう。
自分のアカウントをフォローしてくれたり、投稿に「いいね」をつけてくれる女性がいれば、フォローバックや「いいね」を返すことで交流のきっかけを作ることができます。
DMでの交渉方法
DMでの交渉は、礼儀正しく、自然なやり取りを心がけましょう。
いきなり条件交渉を持ちかけるのではなく、まずはお互いに信頼できるかを確認することが大切です。
Xはママ活専用のアプリではないため、相手が単なる出会い目的で会いたがっている可能性もあります。
その場合、実際に会ってもママ活にはつながらず、時間を無駄にすることになりかねません。出会いを無駄にしないためにも、DMの段階でこちらがママ活目的であることを伝えておいた方が良いでしょう。
最初に相手のママの希望を聞いたうえで、自分の条件もしっかり伝えることが大切です。
実際に会う際の注意点
ママ活で実際に会うことになれば嬉しい反面、相手がどんな人なのか、本当に1人で来るのかなど不安も多いですよね。
そのため、初めての待ち合わせでは、人目を避けないようにしましょう。
できるだけ人通りの多いカフェやレストラン、駅構内などの公共の場所を選ぶのが安全です。
また、お互い初対面で顔が分からないため、まずは駅などの待ち合わせスポットで会い、その後カフェに移動するという流れもおすすめです。
外部サイトへの誘導を促されても応じない
Xで信頼できそうなママに出会えたとしても、外部サイト・アプリへの誘導には絶対に応じないようにしてください。
ママ活のやり取りをしている中で、不審なサイトやアプリへ誘導されることはよくあります。
こうした外部サイトは詐欺目的のケースが多く、安易にアクセスするとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
X(Twitter)に潜む危険なユーザーの種類
Xでママ活をしようとすると、危険なユーザーに遭遇する可能性があります。
ここからは、危険なユーザーの種類を解説しますので、リスクを避けるための参考にしてくださいね。
ママ活詐欺の手口
ママ活詐欺の手口として、「すぐに〇万円振り込みます」などと甘い言葉で近づき、振込のために手数料や保証金が必要だと言い出すケースがあります。
しかし、実際にお金が振り込まれることはなく、支払った分の損をするだけです。
また、「良いママを紹介するので、まずは登録料〇〇円を払ってください」などと、外部サイト・アプリへの登録を勧めたり、紹介料を請求する手口もあります。
どちらのケースも、お金を払っても本当にママと出会える可能性はほぼゼロなので、こうした要求には絶対に応じないようにしましょう。
悪徳業者の特徴
ママ活を装った悪徳業者は、アダルトサイトや風俗店、有料サイトへの勧誘を目的としていることが多いです。
Xでのやり取りの中で巧妙な誘導によって別のサービスに登録させられると、以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 高額な料金を請求される
- アプリやサイトから退会できない
- 個人情報が抜き取られる
特に、クレジットカードやキャリア決済を登録してしまうと、退会できるまでずっと料金が引き落とされ続けるリスクがあります。
さらに、こうした悪質なサイトでは簡単には退会できない仕組みになっていることが多いのも特徴です。
ママ活目的だったという引け目から、警察や消費者生活センターへの相談をためらってしまう人も少なくありません。
少しでも怪しいと感じたら、絶対に登録せず、早めに関係を断つことが重要です。
美人局の手口
美人局とは、相手と会った直後やホテル・個室に入ったタイミングで突然男が現れ、「俺の女に手を出したな」などと言いがかりをつけ、お金を要求する手口です。
多くの場合、脅された上で示談金として高額な現金を要求されます。
さらに、銀行やATMに連れて行かれ、無理やりお金を引き出させられるケースもあります。
もし拒否すれば暴力を振るわれたり、写真や動画を証拠として「家族や職場にバラす」と脅されることもあります。
美人局は一般的な詐欺よりも被害が深刻になりやすいので、特に気を付けなくてはいけません。
マルチ商法や投資詐欺の勧誘
ママ活をきっかけに、マルチ商法や投資詐欺に勧誘されるケースもあります。
最初は普通にやり取りをしていたのに、「もっと楽にお金を稼げる方法がある」「将来のために投資してみない?」などと誘われ、仮想通貨や投資の話に持ち込まれる手口が多いです。
巧みな誘い文句で、こちらの「お金を稼ぎたい」という気持ちにつけこんできます。
しかし、実際にはお金を払った途端に連絡が取れなくなるケースが多く、元本を取り戻すことはほぼ不可能です。
詐欺の可能性が高いアカウントの特徴
ママ活を装った詐欺アカウントには、いくつかの共通した特徴があります。
- 高額な報酬を謳っている
- 頻繁に顔出ししている
- 過度に性的な内容の投稿が多い
- 写真に生活感がない
まず、高額報酬を強調しているアカウントは要注意です。
相場よりも明らかに高額な報酬を提示するアカウントは、詐欺の可能性が高いと考えられます。
いくらお金持ちの女性でも、会ったこともない相手に高額な報酬を約束するのは不自然です。
また、顔出し写真が多すぎるアカウントも警戒が必要です。
ママ活をする女性が積極的に顔出しをすることは考えにくく、さらに生活感のない華やかな写真ばかり掲載されている場合、詐欺の可能性が高いと言えます。
露出の多い写真を使って誘惑するような投稿が多いアカウントも、実際は業者であることが多いので注意しましょう。
安全なママ活相手を見極める方法
安全な相手かどうかを判断するために、Xでの過去の投稿やフォロワーを確認しましょう。
投稿が極端に少なかったり、作ったばかりの新規アカウントである場合は注意が必要です。
もしもママ活関連の投稿ばかりしているアカウントなら、詐欺の可能性も考慮した方が良いです。
本名や個人情報を安易に教えないのはもちろんのこと、実際に会うまでは連絡先の交換に応じないようにしましょう。
会う前に個人の連絡先を教えてしまうと後々トラブルに発展する可能性があるため、慎重に対応することを心がけてくださいね。
X(Twitter)でママ活詐欺に遭った場合の対処法
気を付けていてもXのママ活で詐欺に巻き込まれた場合、どのように対応すればいいのかを下記にまとめました。
金銭を支払う前に冷静に
もしママ活詐欺で「振り込みをしなければならない」と思った場合でも、一度立ち止まり、相手の言動や条件が本当に現実的かどうかを冷静に考えてみましょう。
少しでも怪しいと感じたら、お金を支払う前に家族や信頼できる友人に相談してみるのも良いでしょう。
焦って決断せず、慎重に対応することで詐欺被害を防ぐことができます。
証拠を確保する
詐欺だと確信したら、DMなどのやり取りのスクリーンショットを保存し、証拠を残しておくことが大切です。
状況が悪化した場合、警察に届け出たり弁護士に相談することになるかもしれません。
しかし、その際に証拠がなければ、適切な対応をしてもらえない可能性が高いです。
また、詐欺を行う側はアカウントを削除して逃げることが多いため、事前に証拠を残しておくことが重要です。
X(Twitter)の通報機能を活用する
Xでは、不審なアカウントや詐欺行為を報告するための通報機能が用意されています。
相手が詐欺目的の可能性がある場合は、すぐに通報し、アカウントの凍結や削除を促しましょう。
消費者ホットラインに相談する
誘導された有料サイトやアプリで詐欺被害に遭った場合、「188(いやや)」の消費者ホットラインに相談すると、対応策をアドバイスしてもらえます。
消費者ホットラインでは最寄りの相談先も紹介してもらえるので、金銭被害が発生した場合は早めに連絡してみると良いですよ。
警察や弁護士に相談する
もし相手から脅迫を受けた、金銭被害が発生した、個人情報を悪用されそうな場合は、警察や弁護士に相談することも視野に入れましょう。
警察に相談する場合は、最寄りの交番やサイバー犯罪対策窓口に行き、被害の詳細を伝えます。
その際、DMのスクリーンショットや振込履歴、相手のアカウント情報など、できるだけ多くの証拠を持参することが大切です。
弁護士に相談する場合は「法テラス」を利用すると、無料で法律相談を受けられることがあります。
詐欺や恐喝の被害が大きい場合は、法的措置を取ることで被害回復の可能性もあるため、早めに相談するのが良いでしょう。
X(Twitter)でのママ活は危険!安全にママを探すならママ活アプリがおすすめ
今回は、Xを活用したママ活の方法について解説しました。
Xは無料で気軽に始められる一方で、詐欺のリスクが高く、場合によっては金銭的な被害や脅迫に巻き込まれる可能性があります。
安全にママを探したい場合は、専用の「ママ活アプリ」を利用する方が適していると言えるでしょう。
ママ活アプリであれば運営の監視やサポートがあり、万が一トラブルが発生した際の対応にも違いが出ます。
安全にママ活をするためにも、Xではなく、より信頼できるママ活アプリの利用を検討することをおすすめします。